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施術の目的

CASE1 右腕の痺れ

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お客様 50代・男性

右腕の痺れ

全体の流れは次のようになります

1.カウンセリング
*時間をかけてじっくりお話を伺います。

回答者

施術師:小口 正雄

a) 状況把握

本症状の痺れが、「いつから、どこが、何をすると(何もしなくても)、どのように、どの程度、どのような時に」現れるのか。また、他に症状があるかどうかもお尋ねします。 例:頭痛腰痛など他部位の痛みやコリ、吐き気、眩暈など。

お客様回答例

2週間くらい前から、断続的に右腕の肘と手首の間の親指側と親指に痺れを感じている。 ペンを持てないほどではないが気になって仕方がない。 疲れると痺れやすく、お酒を飲むと感じなくなる。 他には特に症状はない。
b) 生活習慣の確認

お仕事の種類(デスクワーク、営業、立ち仕事など)、日常生活、趣味など。

お客様回答例

仕事はデスクワーク(パソコン作業)中心。趣味は登山。年に7、8回国内登山をする。険しい山には登らない。 痺れを感じるようになってからは行っていない。 お酒は好きで、よく飲みに行く。
c) 原因部位を探るため、簡単な検査を行う

立っていただいてお体全体のバランスをチェックしたり、指示通りに首や腕を動かしていただいて、痺れが誘発されるかどうかを確認したりして原因部位を突き止めます。

d) 原因部位と生活習慣から、 「そもそもの原因」を特定し、全体の方向性の説明

施術師:小口 正雄の回答例

よくあることとして、ご自身では腕や指が悪いのか脳のどこかが悪いのかと思ってしまいがちです。 実はこの場合、猫背であることと、パソコン作業業務などから、首の後ろ側の筋肉が緊張(収縮)し続けており、 それにより頚椎の境目が狭くなっていて、患部に繋がる神経が圧迫されて痺れが出ていると考えられます。 右肩が少し左より上がっていて、その分首は少し右に傾いています。右側が狭くなっているので症状が右腕に出ているのでしょう。 お酒を飲むと症状が消えるのは、血行が良くなり一時的に筋肉が緩むからです。 決してお酒が治療効果を出しているわけではありません。 大まかな施術プランは、まず直近では痺れを改善するのに重点を置き、その後少しずつバランスを整えて行きます。 不調が改善したらあとは提起的にメンテナンスをして、良い状態を維持します。 筋肉は、一度ほぐしてもまた硬くなったりします。 ほぐして、戻って、ほぐして、戻ってを繰り返して少しずつ改善させますので、期間は1~3ヶ月くらいは必要となります。 また、この場合趣味である「登山」前後でのメンテナンスもケガ予防として大切です。
2.施術プランの提案

複数の施術プランを挙げご本人のご希望も伺いながら決定いたします。

・初期:痺れ感と頚椎間の神経圧迫を取り除く
原因部位が首と考えますので、首周りの筋肉をほぐして頚椎の圧迫を緩和させます。
  • a) マッサージとストレッチ・牽引施術
  • b) はりとマッサージとストレッチ・牽引施術
・中期:首周りに加え、身体全体のバランス調整
首周りの施術と、前後左右上下の傾きを調整します。
*首周りについては、「初期」同様です。
バランス調整は、マッサージとストレッチ、ご自身でのケアをアドバイスして行います。
・改善後:痺れがなくなった後は、良好な状態を維持し、再発防止の体作り
  • a) マッサージとストレッチ、簡単な筋トレ、ご自宅でのセルフケアをプラニング
  • b) マッサージとストレッチ、楽トレ(EMS機器)を用いた筋トレ、ご自宅でのセルフケアをプラニング
また、登山を趣味にされているので、足腰を鍛え、関節を柔らげ、安全に快適な登山ができるお身体にして行きます。
・メンテナンス:定期的に身体の状態を確認し、必要なフォロー
ご趣味である登山でのケガ予防、疲労回復も行います。
基本は、鍼灸マッサージ、ストレッチ、筋トレ、運動・栄養指導など。
また、ご希望があればご相談に応じ、適切な対応やアドバイスをさせていただきます。
(例:血糖値を下げたい。運動と食事でのプラニング、管理など)
「痛みをとる」の先の「快適な日常」のために尽力いたします。
3.施術

施術の流れ例

1回目 カウンセリング、状態説明、施術プラニングと施術法決定、施術。
目的 痺れの緩和
施術プラン 首へのはり治療と首肩のマッサージ、首の牽引で首肩をほぐし腕に繋がる神経の圧迫を改善させる。
*初回ですので、施術効果の実感はまだないかも知れません。翌日以降痺れの頻度が減るのを期待します。

2回目 (3日後)
目的 痺れの緩和
施術プラン (前回同様)首へのはり治療と首肩のマッサージ、首の牽引で首肩をほぐし腕に繋がる神経の圧迫を改善させる。
*痺れの頻度が更に減少することを期待します。

4回目 (約2週間後)
目的 痺れの緩和
施術プラン (前回同様)首へのはり治療と首肩のマッサージ、首の牽引で首肩をほぐし腕に繋がる神経の圧迫を改善させる。肩から背中へかけてのコリの改善。
*痺れがほぼ消失することを期待します。

6回目 (約4週間後)
目的 痺れの緩和
施術プラン (前回同様)首へのはり治療と首肩のマッサージ、首の牽引で首肩をほぐし腕に繋がる神経の圧迫を改善させる。身体全体のバランス調整。
*痺れはほぼ消失してきます。体が楽になると睡眠が快適になったり生活の他の場面で快適さを感じるようになります。
8回目 (約10週間後)
目的 再発防止、安全な登山への身体作り。
施術プラン 上半身を中心に全身をほぐすマッサージとストレッチ。
楽トレ(EMS機器)による、姿勢を良くするための脚腰のインナーマッスルの筋トレ。
自宅での「続けられる筋トレ」を提案、レクチャー。
登山直前から当日までの体調管理についてのアドバイス。
*痺れが改善した後は、再発予防と生活や趣味の快適さ向上が目的となります。
18回目 (約16週間後)
目的 身体のチェック。溜まった疲労部分を改善。
施術プラン 関節稼動域のチェック。必要があればマッサージ、ストレッチで改善。筋肉などの疲労チェックとマッサージ、ストレッチ。
*動きやすくケガをし難い身体を作り、後は定期的にメンテナンスをして行きます。

19回目 (約16週間後)
目的 久しぶりの登山前のメンテナンス。
施術プラン 関節稼動域のチェック。必要があればマッサージ、ストレッチで改善。ストレッチは、運動(登山)前なので、 筋肉を緩め過ぎず動作に入りやすくするための「動的ストレッチ(少し反動をつけて行う)」を実施。登山など、 何か身体を使う予定の前にはメンテナンスをし、ケガの防止に努める。

CASE2 背中や腰の張り、むくみ

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お客様 30代・女性・妊娠30週

背中や腰の張り、むくみ

全体の流れは次のようになります

1.カウンセリング
*時間をかけてじっくりお話を伺います。

回答者

施術師:齋藤 真澄

a) 状況把握

まず、妊娠週数の確認をし、妊娠初期からの経過をうかがいます。 そして、現在の辛い症状の確認(具体的に「どこが」「どのように」 「どう感じる(なる)か」)をします。 次に、妊娠後期に気をつけなくてはいけない症状についてもお尋ねします。

お客様回答例

妊娠7ヶ月を過ぎた頃から、お腹が大きくなり始めたからか、仕事中に背中や腰の張りが気になりはじめた。 むくみも随分辛くなってきた。妊娠するまで肩こりや腰痛はあまり感じたことがない。鍼灸マッサージについて主治医の許可は得た。
b) 生活習慣の確認

お仕事の種類(デスクワーク、営業、立ち仕事など)、日常生活、趣味などを尋ねます。

お客様回答例

現在妊娠30週。つわりの時は、果物しか食べられなくなったりして辛かったけど、それを過ぎたら食欲は元通りになった。 仕事はデスクワーク(パソコン作業)中心。 身体を動かすことが好きで、妊婦ヨガにも時々通ったりはしている。行くと、腰痛やむくみが緩和している気がする。
c) 原因部位を探るため、簡単な検査を行う

ベッドに座った状態、またはお腹を圧迫しないように横向きで抱き枕を使った姿勢で腰の様子を確認したり、足のむくみの様子を直接触らせていただきます。

d) 原因部位と生活習慣から、 「そもそもの原因」を特定し、全体の方向性の説明

施術師:齋藤 真澄の回答例

赤ちゃんの成長とともにおなかが重くなったり、出産準備のために全身の筋肉や関節を柔らかくするホルモンが分泌されることで、 骨盤周辺の関節や筋肉が通常より柔らかくなり、同じ姿勢を続けることによる疲労を感じやすくもなっています。 また、おなかが大きくなってくると、鼠蹊部が圧迫されて血液やリンパの流れが悪くなり足がむくみやすくなります。 鍼灸マッサージで、筋肉の疲れによる緊張を緩めたり、皮膚や筋肉に刺激を与え、血液やリンパ液の循環の改善を促します。 <参考>産前産後の施術
2.施術プランの提案

複数の施術プランを挙げご本人のご希望も伺いながら決定いたします。

・初期:背中から腰にかけての筋肉の緊張を緩め、足のむくみを改善
  • a) マッサージ
  • b) はり、きゅうとマッサージ
・中期:背中や腰、足に加え、身体全体のバランス調整
身体をみせていただきながら、これから迎える出産や子育てへの不安について、施術師のもつ知識や情報、経験を必要に応じてお伝えいたします。
また、腰痛やむくみ予防のマッサージやストレッチなど、ご自身でできるケアをアドバイスさせていただきます。
  • a) マッサージとストレッチ、簡単な筋トレ、ご自宅でのセルフケアをプランニング
・メンテナンス:定期的に身体の状態を確認し、必要なフォロー
基本は、鍼灸マッサージ、ストレッチ、運動・栄養指導など。また、ご希望があればご相談に応じ、適切な対応やアドバイスをさせていただきます。
(例:産後の身体の不調や授乳による腱鞘炎、抱っこでの腕の疲れや肩こり・腰痛への鍼灸マッサージ。)
3.施術

施術の流れ例

1回目 カウンセリング、状態説明、施術プラニングと施術法決定、施術。
目的 腰痛、むくみの緩和。
施術プラン 背中から腰にかけてのマッサージと、むくみを改善するためにふくらはぎへきゅう治療をし、その後にマッサージ。
*現在感じてらっしゃる症状を緩和させます。はりやきゅうなど、その日の状態に応じた最適な施術を行います。
2回目 (14日後)
目的 腰痛、むくみの緩和、全身のバランス調整。
施術プラン 背中から腰の筋肉の緊張緩和を目的にはり治療を行い、その後、全身のマッサージと予防のためのセルフケア指導。
*妊娠週数を重ねたことで、更にお腹が大きくなり背腰部の張りが強くなることが考えられます。
4回目 (1ヶ月後)
目的 腰痛、むくみの緩和、全身のバランス調整。
施術プラン (前回同様)背中から腰へのはり治療の後、全身のマッサージ。
*当院での施術とセルフケアを並行することで、お身体を良い状態に保ちます。
6回目 (約1ヶ月半後)
目的 腰痛、むくみの緩和、全身のバランス調整。
施術プラン (前回同様)背中から腰へのはり治療の後、全身のマッサージ。
*これから迎える出産や子育てへの不安について、施術師のもつ知識や情報、経験を必要に応じてお伝えします。
8回目 (半年後) 出産後
目的 育児による腱鞘炎の痛みの緩和、肩こりと背中の張りの緩和。
施術プラン 前腕のツボ(手三里、温溜、陽谿)にはり治療をし、その後に頸肩部から上肢、上半身のマッサージ。
*授乳など育児による腱鞘炎や肩こりなど、産後の体調管理をトータルでケアします。

以上、妊娠中から出産後のさまざまなお身体の変化に、毎回お話をうかがいながら施術をしてまいります。

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